「うーん…最近朝どうもシャキッとしないんだよなぁ。朝シャワーがスッキリしていいって友達が言っていたけど、どんな効果があるんだろう。正直ちょっとめんどくさいし大した効果が無いんだったらやりたくないな。」
この記事はこんな人向けの記事です。
朝寝起きがどうもスッキリしないなどありませんか?この記事では朝シャワーの効果(メリット)や注意点を紹介します。また効果的な朝シャワーの浴び方も解説しますので朝からシャキッと活動したいという方はぜひご覧ください!
朝シャワーの効果3選
朝シャワーで期待できる効果はいろいろありますが、ここでは大きく3つ解説します。あらかじめどういった効果があるのか知ってる上で浴びたほうが、継続にもつながりますよ。
交感神経が刺激されスッキリする
朝シャワーを浴びると交感神経が刺激されてスッキリとします。夜寝ている間は副交感神経が優位で体はリラックスモードになっています。起き抜けもまだ副交感神経が優位なのでシャワーの温度と刺激で交感神経優位の状態に持っていくことができます。
また寝ている間は体温も下がっているので冷え性の人にも効果的です。「入浴じゃなくてシャワーだけじゃ体を温めたり神経を刺激したりなんてできるの?」と思うかもしれません。ですが後述する浴び方を参考にすれば短時間のシャワーでもしっかり効果を出すことは可能ですよ!
体臭を防ぐ
朝シャワーを浴びることで体臭を防ぐことができます。寝ている間にかいた汗や皮脂を洗い流すからです。一般的な人で寝ている間で約コップ1杯分くらいの汗をかくと言われています。汗や皮脂をそのままにしておくと雑菌が繁殖してニオイのもとになります。
ニオイのもとの汗や皮脂を朝にシャワーを浴びることでしっかり洗い落とすことができるので、体臭を防ぐことができます。
代謝が活発になりダイエット効果を期待できる
朝シャワーを浴びることはダイエット効果も期待できます。熱めのシャワーを1日の始まりの朝に浴びることで、血行が改善され代謝が良くなるからです。代謝が良くなるとエネルギー消費が活発になってダイエットにつながります。
もし休日など時間に余裕があるようであれば、朝に散歩をしてその後シャワーで汗を流せば運動とシャワーの効果でより血流改善が見込めるでしょう。
ダイエットを気にしているようであれば、外に出て運動する必要もない朝シャワーを取り入れてみてはいかがでしょうか。
朝シャワーの注意点3選
朝シャワーはスッキリして気持ちが良いですが、いくつか注意しておきたい点があります。
時間に追われる
朝シャワーは時間に追われることが多いです。なぜなら多くの人は仕事前に浴びるので、のんびりと浴びていられないでしょう。時間に追われると洗い残し、すすぎ残しが発生しフケ・かゆみの原因につながってしまいます。
朝シャワーを習慣に取り入れる場合は少し早起きをして時間に余裕をもつなど工夫しましょう。
ヒートショック
夏場などは大丈夫ですが、冬場など冷える時期は浴室と脱衣所の温度変化による「ヒートショック」に注意しましょう。
人の体は環境の変化に応じて体温を一定に保つ働きがあります。温かいところでは血管が拡張して血圧が下がり体温を下げようとします。逆に寒いところでは血管は縮小して血圧を上げ、体温を上げようとします。
温度変化が急激だと血圧が急上昇したり、急降下して心筋梗塞や、脳卒中を引き起こす可能性があります。冬場など寒い時期は脱衣所もあらかじめ温めてヒートショックを防ぎましょう。
頭皮ダメージ
朝シャワーは頭皮に負担がかかります。頭皮は皮脂膜で覆われていますが、シャンプーをすると皮脂膜が洗い流されてしまいます。皮脂膜がなくなってしまうと紫外線などの刺激を受けやすくなるので、抜け毛・薄毛の原因になります。
もしニオイが特に気になる、汗をすごいかいたとかでもない限りは、朝シャワーはお湯だけにするのもおすすめです。お湯でしっかり洗い流すだけでも汚れやほこりなどは落とせます。朝も夜もシャンプーをするのは頭皮への負担が大きいので様子を見て朝は使用を控えるなどしましょう。
朝シャワーの効果的な浴び方3選
朝シャワーはただ浴びるだけでもスッキリしますが、ある程度知識があるとより効果を出すことができます。そこで簡単な豆知識を3つ解説します。
時間は3〜5分
朝シャワーの時間は3〜5分程度が体への負担が少なくておすすめです。起きた直後の体はまだリラックスしているので、急な血圧の変化は心臓に負担がかかります。「ちょっと短いんじゃない?」と思うかもしれませんが、体調には個人差があるので無理のない程度であれば調整してもいいかと思います。
温度は熱めに
シャワーの温度は40度から43度くらいの熱めの温度が効果的です。すこし熱めなくらいが血行促進の効果が期待できるからです。温度に関しても感じ方は個人差があるので、ちょっと熱いかな?と思うくらいの温度でまずは調節しましょう。
あまりぬるいと逆にリラックスモードに体がなってしまうので、ぬるめのシャワーは夜に浴びるのがおすすめです。また水圧も強めのほうが皮膚への刺激から交感神経を刺激することができます。慣れてきたら強めで浴びてみるのも効果的ですよ。
体の端っこから当てていく
シャワーを浴びる際は手や足の体の端から、お腹や胸などの中心に向かって浴びましょう。中心に向かって浴びることで、血流やリンパの流れが促進され老廃物が流れやすくなります。眠気を覚ますツボを刺激する効果もあります。
また足裏は体にいいツボが密集していますので、足裏を温かいシャワーでしっかりほぐすことで体全体に効いてきます。手先、足先から温めて全身をスッキリさせましょう。
まとめ
この記事をまとめます。
- 朝シャワーは交感神経を刺激して活動モードに切り替えてくれる
- 寝ている間にかいた汗を洗い流すので体臭予防になる
- 血流が改善され代謝がよくなるので、ダイエット効果がある
- 寒い時期はヒートショックに気をつける