コロナ禍ということもあってテレワークや、ジムなどに行くことを控えて運動不足を感じていませんか?また秋冬など外が寒くて、家から出たくないけどなにか運動したいと思っている人もいるでしょう。
この記事ではそんな運動不足を感じている人向けに「ラジオ体操」をおすすめします!多くの人は子どもの頃にやったことがあるのではないでしょうか?
この記事ではラジオ体操の効果と、せっかくやるならここは注意してほしいポイントを解説します!
運動不足対策のラジオ体操、その効果は?
運動不足対策には手軽にその場でもできるラジオ体操がおすすめですが、改めてラジオ体操の効果とはどんなものがあるでしょうか?
いくつか効果がありますが、ここでは大きく3つのポイントを解説します!
① 血行が良くなり肩こり・腰痛の改善、予防が期待できる
ラジオ体操は全身の筋肉や関節を動かす体操です。普段の日常生活だけでは使わない筋肉や関節も刺激してくれます。普段使わない筋肉や関節をそのままにしておくと、凝り固まって血流が滞り代謝も悪くなります。
肩こりや腰痛の要因の1つは、筋肉が凝り固まることによる血流の悪化です。血流は全身に酸素や栄養を届け、老廃物を体の外に出す役割もあります。
つまり血流が悪くなると体は疲れやすくなる。体が疲れていると体を動かすこともおっくうになり運動しない、という負の悪循環につながってしまいます。
よってラジオ体操で筋肉をほぐしてあげることで血流を良くし、肩こり、腰痛を改善・予防が期待できます。
② リラックス効果が期待できる
ラジオ体操だけでなく運動にはリラックス効果が期待できます。なぜなら「幸福ホルモン」と呼ばれるセロトニンの分泌が運動による筋肉の伸縮によって促されるからです。
セロトニンは日光を浴びることでも分泌されますが、天気が悪いなどは日光を浴びることができませんよね。セロトニンが増加することで意欲的になる、ストレスに強くなるといった効果もあります。
また夜寝付きが悪いときは、運動神経と自律神経のバランスが崩れている場合があります。デスクワークなどで昼間あまり体を動かさず、自律神経だけが疲れている状態だとバランスが悪く体が興奮している状態になります。
そこでラジオ体操を行い運動神経も疲れさせることで、両方の神経を疲れさせてバランスを整えることで寝付きが良くなる可能性があります。
③ 継続することで健康を維持できる
ラジオ体操を行うことはさまざまなメリットがありますが、一朝一夕では効果は感じにくいです。しかし継続することで以下のような効果を得られる可能性があります。
- 筋肉の柔軟性が保たれ肩こり、腰痛の予防になる
- 基礎代謝が向上する(体温が上がることによる冷え性改善、疲れにくくなるなど)
- 骨が丈夫になる
- 呼吸機能が保たれる
ですが一般的には上記のような効果があるようなので、試しに1週間だけでもやってみるのもありだと思いますよ!
ラジオ体操の注意点【せっかくやっても効果が出ないことも?】
ラジオ体操の代表的な効果について解説してきましたが、その効果を十分に発揮させるためにいくつか気をつけておきたいポイントがあります。ここでは3つ解説します。
① 膝や腰に痛みがある場合は絶対無理しない
ラジオ体操の効果に肩こりや腰痛の改善・予防があると先ほど解説しましたが、すでに痛みがある場合は絶対に無理をしないようにしましょう。
ラジオ体操の中には膝を曲げ伸ばしする運動や、腰をそらす運動もあります。痛みがある状態で無理に行うと更に悪化しかねません。
健康のために行っているのに更に痛みが大きくなっては元も子もないので、できる動きだけやるか痛みが収まるまでは安静にしましょう。
② 正しい動作で行う
子どもの頃はみんなで集まって、ワイワイしながらラジオ体操をした人もいるのでは無いでしょうか?そんな時あんまり真面目に曲げ伸ばしを意識したり、なんてことは考えていなかったと思います。
大人のラジオ体操は正しい動きを意識して取り組みましょう。テキトーな動きで済ませてはせっかく時間をとってラジオ体操をしても十分な効果は得られません。
オススメはYouTubeでラジオ体操の動画を見ながら行うことです。音声だけだと詳細な動きは確認できません。
以下に動画を付けましたのでよろしければ見てみてください♪
(NHKの公式チャンネルから動画が投稿されていましたが、YouTubeからでないと見れませんでした…。この動画は私がいつもやるときに見ている動画です(笑))
大人になって動きを確認しながらやると「ここの動き、実はこうだったんだ!」と新たな発見があるかもしれません。また正しい動きで「マジ」になってやると息が上がります。本当です。
家で1人でやる分には何も恥ずかしいことは無いので、思う存分しっかり体を動かしましょう!
③ 運動不足の解消のためにできれば「第二」も行う
ラジオ体操にはご存じの方も多いかと思いますが、「第一」と「第二」があります。(もっとあるらしいですが信憑性に欠ける情報が多かったです。)
第一の特徴は「運動強度が高すぎない」ことです。いつでも誰でも取り組めることが重視されているので、人によっては物足りないと感じると思います。
第二の特徴は「若い世代向けの運動強度がやや高め」なところです。第一よりも大きく激しい動きが多くなっています。たくさんの筋肉を第二では使うので、筋力の強化も期待できます。
消費カロリーは第一が約12kcal前後、第二が約15kcal前後となっています。少しでも運動不足解消を目論むのであれば第一だけでなく第二も取り入れるのが効果的です。
第二を知らない、あまりやったことがない人もいるかと思いますが、こちらもYouTubeで動画がありますのでぜひ見ながらやってみましょう。
まとめ
この記事をまとめます。
- 運動不足の解消には自宅で手軽にできるラジオ体操がおすすめ
- ラジオ体操の効果は肩こり、腰痛の改善・予防、リラックス効果などが期待できる
- 継続することで効果が感じられるのでまずは1週間だけでも
- 体に痛みがある場合は絶対に無理しない
- できれば「第二」も行うとより運動不足の解消に効果的
よくわからない体操、ストレッチを新たに取り入れるより、動きがわかっているラジオ体操のほうが継続しやすいかと思います!運動習慣を身につける土台にもなるかと思いますので、ぜひラジオ体操やってみてください!
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