ラジオ体操は朝以外にもオススメ!その昼や夜にやる効果は?

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「運動不足解消にラジオ体操が良いって聞いたけど、朝やるのが正直しんどいんだよな〜。そもそもラジオ体操って朝じゃなきゃダメなの?昼や夜でも良いんじゃないの?」

こんな人向けの記事です。ラジオ体操は昔から馴染みがある有名な体操ですが、昼や夜に行うイメージはあまりないのではないでしょうか?

実はラジオ体操は朝だけでなく、昼や夜に行うことでも嬉しいメリットがあるのです!この記事ではそれぞれの時間帯別のラジオ体操の効果、メリットの解説と、ラジオ体操の効果を高めるコツを紹介します!

ラジオ体操をするメリット

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ラジオ体操を行うメリットは大きく3つあります。それぞれ解説します。

健康維持に役立つ

ラジオ体操を行うことで運動不足改善につながり、健康維持に役立てられます。ラジオ体操は多くの人が1度はやったことがあるであろう、かんたんな動きの体操です。

しかしその裏腹には、3分程度で400もの筋肉を効率的に刺激できる体操なのです。

日常生活だけでは使わない筋肉や関節も刺激するので、毎日の習慣として取り入れると健康維持、運動不足の改善の効果が期待できます!

血行が促進されて肩こり腰痛の緩和、予防ができる

ラジオ体操だけに限った話ではありませんが、体を動かすことで筋肉がほぐれ血流が良くなります。運動不足の状態では筋肉や関節は凝り固まり、血行も悪くなります。

肩こりや腰痛の原因の1つに血行不良があります。血行が滞ると筋肉の老廃物が上手く流れず、老廃物が血管を圧迫してしまいます。その結果肩こり、腰痛といった症状を引き起こしてしまいます。

ラジオ体操は全身の筋肉、関節を効率よく動かすことができる体操です。しかも時間もせいぜい3分程度しかかからないので、デスクワーク等の気分転換にもなりますよ。

リラックス効果がある

こちらもラジオ体操に限った内容ではありませんが、体を動かすことで幸福ホルモンと呼ばれる「セロトニン」が分泌されます

セロトニンの働きは以下のとおりです。

  • 脳を活発にしてくれる
  • ストレス耐性がつく
  • 自律神経が整い精神が安定する
セロトニンは体を動かすことだけでなく、以下のようなことでも増やすことができますよ。
  • セロトニンの原料となる「トリプトファン」を摂取する。(大豆、乳製品など)
  • 日光を浴びる
最近なんだか疲れ気味やだるいときは、ラジオ体操や散歩などで軽く体を動かしてみましょう。心身ともにリラックスできますよ!

ラジオ体操をする時間帯別の期待できる効果は?

ラジオ

ラジオ体操の効果についてかんたんに解説してきましたが、ここでは時間帯によってラジオ体操を行うことによるメリット、効果を解説します。

それぞれの効果を知っているのと知らないのでは、体感できる効果も変わってくるかもしれませんよ?

ラジオ体操を朝に行うことで得られる主な効果は「覚醒するまでの時間を短縮できる」です。

人は朝起きてからしっかり覚醒するのに、約3時間はかかると言われています。6時に起きても頭がしっかり働き始めるのは9時頃です。

朝にラジオ体操をすると神経の働きが活性化します。それが血行の促進につながり脳へしっかり血液が回るようになります。

気をつけておきたいのは、朝起きた直後はちゃんと目が覚めていない状態です。なのでいきなり大きく動かず、リズムに合わせて軽く動かしましょう。

昼(夕方)

昼にラジオ体操をする習慣を持った人はあまりいないかもしれません。しかし昼にラジオ体操を行うことで以下のような効果が期待できます。

  • 昼食後の眠気を防げる
  • セロトニンが分泌されて精神が安定する
  • 気分転換になる
筋肉には血中の糖を取り込む働きがあります。食事後は血糖値が上昇してしばらくすると下降しますが、そのときに眠気を感じやすくなります。

また昼から夕方にかけての時間は、エネルギー代謝やホルモン分泌が活発です。セロトニンの分泌も昼にラジオ体操を行ったほうが効率よく分泌されるでしょう。

少しでもダイエット目的で行うのであれば夕方頃(16時〜18時)がおすすめです。

夜のラジオ体操は主にリラックス効果、寝付き改善を目的とします。

寝る2時間〜1時間前くらいにラジオ体操を行えば、運動神経と自律神経のバランスを整えることができます。日中体を動かさない人は、自律神経ばかり疲れている状態でバランスが悪くなっています。

神経のバランスが整っていないと興奮して寝付きが悪くなってしまうので、運動神経もあえて疲れさせてバランスを整えましょう。

寝る前なのであまり激しすぎると、逆に寝付きを悪くする恐れがあります。音楽に合わせてゆったりめに体を動かすのがおすすめです♪

ラジオ体操の効果を高めるコツ

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各時間帯に行うラジオ体操の効果を解説してきました。

夜に行うラジオ体操は結構違和感がありそうですが、習慣にすることでしっかり眠ることができて、疲れにくい体を手に入れることができるかもしれません。

ここではラジオ体操を行う上で効果を高めるためのコツを紹介します。

第一だけでなく第二も合わせて行う

ラジオ体操には「第一」と「第二」があります。ご存知の方も多いでしょう。

第一は比較的運動強度が低く、誰でも取り組めるものになっています。第一だけでもバランスがとれている体操なので、効果はもちろんあります。

しかしより効果を高めたい、運動不足解消につなげたいなどであれば第二も取り入れてみましょう。第一も第二もYouTubeに動画がありますので、動きを確認しながらやってみましょう!

ラジオ体操第1(だいいち)【うちで過ごそう】〜radio calisthenics〜
ラジオ体操第二(だいに)【stay home】【うちで過ごそう】【おうちで運動!】

継続する

ラジオ体操で得られる効果はさまざまありましたが、1日2日やったくらいでは効果を体感できないものもあるでしょう。ラジオ体操の良いところは第一で3分程度、第二も含めると7分程度と短時間で効率よく体操ができることです。

その場の肩こりや腰痛の緩和につながるかもしれませんが、続ければ予防にもつなげられるかと思います。日々の習慣に取り入れて健康維持に役立てましょう!

まとめ

この記事をまとめます。

  • ラジオ体操は血行を促進してくれたり、リラックス効果をもたらしてくれる
  • 朝にラジオ体操を行うことで目覚めが良くなり、短時間で覚醒することができる
  • 昼のラジオ体操はセロトニンの分泌が1番いい時間帯なので、精神の安定に役立つ
  • 夜にラジオ体操をすることは神経のバランスを整え、寝付きを良くしてくれる効果がある
ラジオ体操は何も朝だけじゃないといけない、というわけではありません。それぞれの時間帯で習慣化させることで健やかな心身を維持することができるでしょう。

最後に注意ですが、体に痛みがある場合は絶対に無理しないようにしましょう。安静にするか、可能な範囲で行うようにしてください。

みなさんもラジオ体操で健康な体を手に入れましょう!ご覧いただきありがとうございました。

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