「最近体力がなくなってきた感じがするなぁ。20代の頃には感じなかった疲労感もあるし、運動不足なのかな。手軽な散歩が良いって周りの人がいってたけど、散歩なんて意味あるのかな?」
こんな疑問に応える記事です。
散歩は一見地味なものですが、調べてみると体にも頭にもいい事がわかりました。
この記事では散歩の効果や、脳への良い効果をまとめましたのでぜひご覧ください。
散歩の効果3選
ここでは個人的に散歩のメリットとして特に良いと思う3つを紹介していきます。
負担の少ない運動ができる
散歩といえば老若男女誰でもできる運動です。つまり体にかかる負担がとても少ないということになるので、ケガのリスクも少ないということになります。
体力に自身のない人だと走ることやジムに行って筋トレすることは、まず始めるまでのハードルが高く感じられるでしょう。
散歩するだけであればジムに行く必要なんてありませんし、服装もそれなりに動きやすければ何でもOKです。散歩自体のハードルが低いですし、始めるための準備のハードルもかなり低いです。
肉体的、精神的にかかる負担が少なく誰でも手軽にできるのが散歩の良いところですね。
リラックス効果、気分転換になる
散歩は外の空気を感じながら自分のペースで運動することができます。周りの景色、風にのって感じられる匂い、肌に当たる日光など、ランニングでは感じにくいことも散歩では感じ取ることが容易です。
適度な運動は幸福ホルモンと言われる「セロトニン」が分泌されますので、散歩をすることでリラックス効果を得ることができます。
閉鎖的な空間で閉じこもっていると気分も沈んでくるので、気分転換にもおすすめです。継続的な散歩はメンタルの不調の改善にも役立ちます。
ただし歩き過ぎは体が興奮状態になってリラックスできなくなってしまうので、15分〜30分くらいにとどめておきましょう。
時間帯によって効果が違う
いつでもすぐにできるのが散歩の良いところですが、実は時間帯を意識することで得られる効果が変わってきます。
朝に行うと体内時計のリセット、体温上昇を助けてくれるといった効果があります。朝日を浴びながら散歩をすることで1日のリズムが整い、夜の睡眠にも良い影響を与えてくれます。
昼は午前中の仕事で固まった体をほぐしてくれたり、気分転換になります。昼食後であれば食後の血糖値の急上昇を抑えて、眠気を感じにくくする効果もあります。
夜は日が沈んでいるので日焼けを気にする方にはもってこいです。「運動したいけど日焼けが、、、」という人は夜にやりましょう。
夜の適度な散歩もリラックス効果で睡眠の質が向上するので翌朝の目覚めが良くなります。ただし、あくまでもリラックス効果がなくなってしまっては元も子もないので、就寝2時間前までに行うようにしましょう。
以上のように、時間帯によって得られるメリットが変わってきます。昼なんかであれば、午後の睡魔対策になるので可能であれば少し体を動かしておきたいところですね。
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散歩は脳にも良い効果がある
散歩は体だけでなく脳にも良い影響があります。以下で紹介していきます。
脳機能が高まる
散歩を行うことで血流が良くなりますので、脳に流れる血の量も増えます。脳への血流が増えれば酸素の供給も増えるので脳の働きが活性化されます。
幸福ホルモンの「セロトニン」の分泌も活発になるので、適度に体を動かすことはリラックス効果につながるというわけです。
また脳機能が活性化することで、記憶力や思考力が改善することが多くの研究でわかっているとのことです。じっと座って勉強や仕事をするよりも、ときどき体を動かしたほうが効率が上がるかもしれませんよ。
認知症予防につながる
散歩をすることで血流が良くなり、脳機能が高まると先述しましたが、脳の正常な働きのためには十分な血流が不可欠です。
脳の血流不足はすなわち脳機能の低下を招き、認知症のリスクを高めてしまいます。継続的な散歩は脳への血流を維持してくれるので認知症の予防につながります。
まとめ
- 散歩は肉体的、精神的に負担の少ない運動なので誰でも手軽に始められる
- 外の空気を感じながら行う散歩はリラックスできたり、気分転換になる
- 時間帯によって得られる効果が違う
- 散歩(運動)によって血流が良くなると、脳機能が高まる
- 継続的な散歩は認知症予防にもなる
メンタル面でもいい効果があるので、継続して行っていきたいですね。ご覧いただきありがとうございました。