「やりたいことが見つからない。」
「今の仕事は悪くはないがこのまま続けて良いのか不安、でもやりたいことがあるわけでもないしどうしたものか。」
こんな悩みを抱えていませんか?
日々の仕事や家事、子育てに追われていると目の前の出来事に対処するばかりで、いつしかやりたかったことを忘れてしまいます。
この記事ではそんなやりたいことが見つからない、思い当たらなくなってしまった人向けに、やりたいことの見つけ方や考え方を解説していきます。
人はやりたいこと、好きなことをしているときが一番輝きます。行動力も増して、生産性も上がるでしょう。今後充実した人生を送るには、やりたいことをやる、好きなことをするというのが非常に重要です。
ぜひ参考にしてみてください。
やりたいことの見つけ方で大事な考え方・準備
まずやりたいことを見つける、探す上で大事な考え方を解説します。
それは以下の2つです。
- 自己分析をしてみる
- お金や時間、環境は制限しないで考える
まずは自己分析を
今はネットで検索すれば、無料の自己診断ツールが簡単に見つかります。有料のものもありますが、まずは無料のものでいくつか試してみて見ましょう。
自己分析では以下のことなどがわかります。
- 強み、弱み
- 得意、不得意
- 価値観
- 向いている業種、職種
- 性格
全くすべてのことが当てはまることはないと思いますが、やってみて思い当たる結果が出る可能性があります。一人で自己分析してもなかなか「自分はこういう人間だ」と、結論付けられるものでもないのでまずは参考程度にやってみましょう。
思いついたやりたいことも、自分の性格や強みとはそれたものになると、継続できないかもしれませんので。
また親しい人に聞いてみるのもおすすめです。ちょっと恥ずかしいかもですが、「私の長所って何だと思う」と聞いてみましょう。考えてもみなかった答えが得られるかもしれません。
お金や時間、環境は制限しないで考える
やりたいことを探すために考える際には、あらゆるものを「制限しない」でみましょう。
「お金がないから無理」、「時間がないからできない」、「今の環境じゃ考えられない」、、、
現実的にこれらの事を踏まえると、できないことばかり思いついてしまうかもですが、それでは話が前に進みません。
想像の中でやりたいことを探すのに制限は必要ありません。
例えば下記のような感じです。
- 車で全県回ってその土地の美味しいものを食べてみたい
- 好きなアーティストのライブの追っかけをしたい
- ボランティア活動をしてみたい
とにかく何の制限も無いとして、やりたいこと・興味があることを洗い出してみましょう。やりたいこと=「ゴール」がなければ、そのための道のりも作れません。
やりたいことの見つけ方4選
それではここで具体的なやりたいことの見つけ方を4つ紹介していきます。
先程も紹介しましたが、見つけるのにまずはお金などの制限は取っ払って考えましょう。
興味があること、やってみたいことを書き出してみる
興味があること、やってみたいことを紙に書き出してみましょう。どんなに頭の中で思いついたとしても、思いついた途端次々と忘れていくことになります。
「あれ、さっき思いついたの何だっけ?」とならないために、紙に書き出してください。とにかく少しでも興味があるものは書き出して、数を確保しましょう。
「全然思いつかない…」となる人もいるかもしれませんが、今思いつかなくても後で思いつく可能性もあります。後でも解説しますが、やりたいこと探しはいつやってもいいので思いついたときに書き出してみましょう。
絶対に(もしくはできればでも)やりたくないことも書き出す
興味があること、やってみたいことを書き出してみるのと同時に、「やりたくない」ことも書き出してみましょう。
例えば下記のようなことです。
- 肉体的な仕事はしたくない
- 同じところにとどまっていたくはない
- 接客はしたくない
体力に自信がなく肉体的な仕事が苦手なのであれば、やりたいこと探しは逆にあまり体を動かさないものをメインに考えると良いかもしれません。
「やりたくないこと」から逆算して、やりたいことを考えるというのもアリです。
やりたいことを出し尽くしたとか、もう思いつかないとかであれば、やりたくないことにフォーカスして書き出してみましょう。
過去(子どもの頃)にハマったものはないか振り返ってみる
「小学生の頃はゲームにハマった」、「子どもの頃はよく友達とサッカーして遊んだ」とかありませんか?
今は全然やっていないけど、子どもの頃はすごくハマったとかであればおそらく今も興味があることかもしれません。
「確かに子どもの頃はゲームにハマったけど、大人になった今じゃなぁ」と思うかもしれませんが、今やYouTubeのゲーム実況で多くの人を楽しませられる時代です。
ゲームに限らず、子どもの頃にハマった遊びやスポーツ、あるいは学校の授業でもなんでも良いので振り返ってみましょう。大人になった今もう一度その遊びやゲームをしてみるのもアリですし、そこから結びつけて別のなにかにハマるかもしれません。
常にメモを携帯して少しでもやりたいと思った事を記録する
やりたいこと探しを始めると、普段の日常でみる風景やメディアからの情報、人との会話などからふっと思いつくことがあります。
そんなときに思いついたことを書き留めないと、「あれ、あのときなに考えてたんだっけ」と2度と思い出せない、なんてことになります。
紙のメモ帳を持ち運ぶのもおすすめですが、お持ちのスマホにメモアプリがだいたいあるかと思います。すぐ開けるようにアプリの配置を変えておきましょう。
状況によってスマホが使えないこともあるかと思いますので、できれば小さいメモ帳も用意しておくのがベターですね。
例えば、ふと見てたバラエティ番組で紹介していたカフェに行きたい、と思ったのであればその店名や住所をサッと控えておくとかしておけば、あとで詳しい情報を調べるのに役立ちます。
案外何でも無いときに思いついたりするので、メモを携帯してすぐ記録できるようにしておきましょう。
まとめ
この記事をまとめます。
- やりたいことの見つけ方の準備として、無料でできる自己分析をやってみる
- やりたいこと探しに「制限」はつけない
- 興味がある、やってみたいことは紙に書き出してみる
- やりたくないことも書き出して、逆算してやりたいことを考えてみる
- 子どもの頃にハマったものはないか振り返ってみて、できるのであればまたやってみる
- メモを常備して、思いついたらすぐ記録できるようにしておく
大事なのは、やりたいこと探しには「制限」を作らないことと、「紙に書き出す」ことです。そして実際にいくつかやりたいことが出てきたのであれば、できそうなことから「実行」していきましょう。
思いついたままでは、それが本当にやりたいことなのかわかりません。やってみて思ったのと違うな、と思えばそれはそれで別に思いついたことをやってみましょう。
あなたのやりたいこと探しの参考になれたら幸いです。