「仕事のストレスが限界…、どうやって解消したらいいんだろう?」
「なんだか最近体調が悪いな…。仕事のストレスが悪いのかな?」
こんな疑問にこたえる記事です。仕事をする上でどうしてもストレスはたまるものですが、過剰なストレスは体調不良の原因になりかねません。
この記事では、仕事でストレスがたまる原因と、ストレスによる体調の変化、おすすめストレスの解消法を紹介していきます。
ストレスとは上手く付き合っていくことが重要です。体に現れるサインを知り、過剰なストレスは上手く解消して仕事のパフォーマンスをあげていきましょう!
仕事でストレスがたまる原因は?
仕事でストレスがたまる原因は主に以下の4つが考えられます。
- 人間関係
- 仕事の質、量
- 労働環境
- 評価されない、努力が報われない
以下でそれぞれ解説していきますね。
人間関係
おそらく一番ストレスを感じやすいのは、「人間関係」ではないでしょうか。
気の合わない同僚、高圧的な上司、人の話を聞かない部下など…。
人間関係の悩みは生活する上で切っても切れないものですが、自分に合わない人間関係の中で仕事をするのはストレスの負担が大きいでしょう。
仕事の質、量
仕事の質や量もストレスには大きく関係があります。
質でいうと、接客が苦手なのに接客業をしたり、じっとしていられない性格なのにデスクワークの仕事をしたりなどですかね。
仕事中のすべての業務が、自分に合わないということはあまりないと思います。ですが、苦手な業務の割合が多いと進捗も悪くなりストレスがたまるでしょう。
ある程度こなせる仕事でも、毎日残業続きでは日々の疲労が取れず睡眠不足からイライラしやすくなったりします。
当たり前かもしれませんが、仕事内容が合わなければストレスはたまります。
労働環境
想像してみてください。暗くて狭くて、なんか変なニオイがする暑い事務所で仕事…。
極端ですが、上記のような劣悪な労働環境では仕事なんてできたものではありません。たとえ極端でなくても、仕事をする上である程度快適さがない職場ではストレスがたまるでしょう。
ドラマに出てくるようなオシャレなオフィスはなかなか無いかもしれませんが、長い間働くことになるかもしれない労働環境は重要なポイントですね。
評価されない、努力が報われない
毎日一生懸命仕事をしていても、その業績への評価が悪かったり、努力が認められないと仕事に対する気持ちも萎えてしまいます。
もしかしたら会社の求める成果のベクトルと、個人の頑張りのベクトルがずれているのかもしれません。しかし、取り組んでいる仕事に対して会社から評価がされなければ、ストレスを感じることもあるでしょう。
仕事は自分本位で頑張ればいいというものではないので、評価されていないと思ったら早めにベクトルを合わせるようにしましょう。もしくは目指すべき姿ではないと感じたら、退職や転職も視野に入れて行動しましょう。
仕事でストレスがたまったときにでる体調の変化は?
ストレスを受け続けると体には悪い影響が出てきます。肉体的にもですが、精神的にも仕事、プライベートに支障をきたすくらいの症状が出る恐れもあります。
ここでは次の点について解説していきます。
体調不良が続く
過剰なストレスを受け続けることで以下のような体調不良が現れることがあります。
- 体のだるさ、疲れが
- 取れない
- 頭痛
- 肩こり
- めまい、立ちくらみ
- 微熱
- 体の痛み
- 食欲が無くなる
ここ数ヶ月体調不良で悩まれている方は、ストレスが原因かもしれません。
睡眠のパターンの変化
ストレスにより寝付きが悪くなったり、眠れない、または逆に寝ても寝ても眠いといった睡眠への影響も出ることがあります。
こうなってくると体力回復のための睡眠なのに、不規則なパターンになってしまい十分に休息が取れなくなってしまいます。
そして、疲れた体で仕事をすることで余計ストレスがたまり、また睡眠へ悪影響を及ぼすことになります。
根本のストレスをどうにかしない限り、この負のループからは逃れられなくなります。なので、倒れたりする前に、仕事はまとまった休みを申請するか、医療機関を受診して診断書をもらい休職するなりを検討したほうがいいでしょう。
機嫌が極端になる
仕事のストレスがたまってくると眠れなくなったりしますが、そうなってくるとイライラしやすくなったり、気分が落ち込んで何もしたくなくなるといった機嫌の変化が起こります。
過剰なストレスは自律神経の乱れにつながるので、自分で機嫌をコントロールしづらくなります。
怒りっぽくなったり、憂鬱な気分になりがちになったり、時には涙が出たりするなど心当たりがあるようであれば、長期的な休みを取るなどしてストレスから離れたほういいでしょう。
以下に仕事に行きたくなくて涙が出る人向けの記事もあります。
仕事でたまったストレスの解消法3選
ストレスが体に影響して、仕事やプライベートに支障が出る前に解消しておきたいですよね。ここでは仕事でたまったストレスの解消法を3つ紹介していきます。
自分に合うかどうかは、実際に試してみないとわかりません。何もしないでじっとしているだけでは何も変わりませんので、ぜひ試してみてください。
好きなことをやる、好きなものを食べる
趣味や、趣味と呼べなくてもなにか好きなことをするのが、ストレス解消に繋がります。何もしないでいると、頭の中で嫌な出来事をずっと考えがちになります。
好きなことをしている間は、そのことに没頭できるので仕事で感じたストレスを忘れることができます。また好きなものを食べて気分をリフレッシュするのもおすすめです。ですが、甘いものやお酒などは健康を害さない程度におさえましょう。
休日はネットカフェで読みたかったマンガを一気に読むとか、目的地を決めずに気の向くままドライブとかいいですね!
体を動かす
体を動かすことはストレスの解消や、メンタルの安定に効果があるとされています。特にリズム運動がいいとされています。
一番手軽なのは散歩ですね。緑の多い公園などで散歩をすることがおすすめです。自然と触れ合うことでもストレスは軽減されるので、一石二鳥になりますので。
運動不足で体力が衰えると、仕事も疲れやすくなります。体力維持のためにも、定期的な運動習慣を設けましょう。
自分のストレスの原因を書き出す
ストレスを受けて嫌な思いをするかと思いますが、意外と何が原因でどんなストレスを受けているのかはっきりしないものです。
そこで、「どんなストレス」を「どんな原因」で「受けてどう思った」のかを紙に書き出してみましょう。
そして、書き出したストレスの原因を見てみて、その原因が自分で解決できるのかを考えてみましょう。他人の性格や行動は変えられませんが、自分の考え方や物事の捉え方はいくらでも変えられます。
可視化できたストレスの原因を改めて確認してみて、解決策が見えてきたら心が楽になることもあります。
逆にどうにもできない原因が見つかったのであれば、そのストレスからは離れる(休職や退職、転職)ことを検討しましょう。
まとめ
この記事をまとめます。
- 仕事でストレスがたまる原因は主に人間関係
- 仕事の質や量、労働環境が合わないこともストレスの原因になる
- ストレスによる体調の変化はいくつかあるが、慢性的であったり、仕事やプライベートに支障をきたしているようであれば医療機関を受診すべき
- 仕事でたまったストレスの解消としては好きなことをして没頭するのがいい
- ストレスの原因を紙に書き出して、解決策を考えてみるのもいい
ストレスは適度であれば集中力が増したり、パフォーマンスを向上するのに役立ちますが、ため続けるのはよくありません。
自分なりの解消方法を見つけて、上手くストレスと付き合っていきましょう。